茶粥のレシピ

山口の郷土料理
昔は多くの家庭で朝ごはんは茶粥(ちゃがい)と決まっていました。

茶粥

★ 現代的な作り方 ★

□ 鍋に5カップ(1リットル)の湯をわかす。             □

□ ほうじ茶1パックと米1合(洗わない)をパラパラ振り入れ中火にする。□

□ ふつふつしてきたら弱火にして30分炊くと出来上がり。       □

★ ノート ★

この茶粥の特徴は、さらっと仕上げることと、塩は入れません。漬物と召しあがってください。
無洗米だとさらっと仕上がります。(米は洗わないので矛盾はあります)

我が家では、さつま芋を一口大に切って、米と共に炊きます。(いもがい)
そら豆やだんごを入れるバリエーションもあります。

茶粥の汁とさつま芋で「蕎麦がき」を作ると、よりマニアック。
温度が低いとよくありませんので、私は練った後で電子レンジにかけます。

保温鍋で調理すると簡単で吹きこぼれがありません。

★ 伝統的な作り方と食べ方 ★

水1升に対し米1合の割合(水は米の10倍)米が踊るくらいにさらさら。
我が家では顔が写るので写真粥といっていましたよ。
番茶を布袋(茶袋)に入れて煮出し、強火のまま吹きこぼれないようにかき混ぜながら炊く。
茶粥は炊きたてをのびないうちに食べたほうが美味しい。
冷たいご飯を茶碗に敷き、この上から熱い茶粥をかけると、熱すぎず、量もちょうどになる。

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